校長挨拶

未来が楽しみな人を育てる

校長挨拶

 
 グローバル化が進むこれからの社会は、大層厳しくなると言われています。指示を受けてそれをこなしていれば生活が安泰だという時代ではなくなるでしょう。「沈黙は金」という言葉は過去のものとなり、自分の考えを持って分かりやすく相手に伝えていくことが求められます。そこには、思い通りにならないことが予想されますが、尻込みすることなくやり遂げていく精神力の強さが必須となることは明らかです。
 あくまでも予想ではありますが、目の前の子どもたちは、待ったなしでそのような流れの中に巻き込まれていきます。一人ひとり自分らしさを発揮して、いきいきと過ごしていってほしいと思います。
 そのために人生の基礎となる小学校の段階から、厳しさを乗り越えていくことを可能にする粘り強さやしなやかさという「心の力」の涵養を欠かすことはできません。創立当初から続く「凝念(心を練り鍛える作法)」や校内の畑で野菜を作って食する「食農教育」、宿泊を伴う教育的行事である「夏の学校」などの体験を通しての深くて幅広い学びが、困難を乗り越えていく生き方に繋がるに違いありません。伝統に立脚しつつ、5・6年生の学年内完全教科担任制やオーストラリア体験学習などの新しい活動も充実させながら、子どもたちの確かな学力とたくましい実践力を育み、魅力ある人柄を備えた「未来が楽しみな人」を育てていきます。