3月24日(水)~26日(金)の3日間、オンライン会議システムを用いてオーストラリアの小学校Caloundra Christian College(以下、CCC)との交流を行いました。参加児童は、5年生20名。全員で現地の6年生のクラスに入りました。
<1日目>CCCの児童によるキャンパスツアーの後、バディ同士小さな部屋に分かれて、人口、面積、有名人など日本とオーストラリアの基本情報を交換しあいました。オーストラリアを知る時間では、動物について詳しく教えていただきました。
<2日目>日本文化紹介をKahoot!(4択クイズ)で行い、CCCの子どもたちに挑戦してもらいました。その後、バディ同士、折り紙でコアラの顔を折って楽しみました。算数では分数の課題にバディ同士で取り組みました。会話だけでなく、チャットやホワイトボードを駆使して、考え方を共有しようと励む姿が印象的でした。また、ズーレンジャーによる、カンガルーやディンゴなどのオーストラリアの固有種の紹介を聞きました。こちらの質問にも丁寧に答えてくれ、充実した時間となりました。午後は、前日に引き続き、オーストラリアを知る時間として、オーストラリアのスラングを教えていただいたり、アボリジニのブーメランの説明を伺い、絵を描いたり小さな紙で模型を作ったりもしました。
<3日目>チャペルで終了証をいただいた後、理科の授業で「ice tray battery」の実験を行いました。グループごとに塩水、酢、炭酸飲料水など異なる液体をアイスキューブトレイに入れ、銅線を巻いた亜鉛メッキの釘を浸し、LEDライトが点灯するかどうかを確かめました。最後にお互いの結果を報告し合いました。
24日、25日の下校後は、各家庭にて、ホストファミリーとの交流も行いました。お互いの家族やペット、家の様子などを話す良い機会となりました。予めVTRにおさめた回転寿司の様子を流したり、楽器の生演奏や習字の生披露などを行ったりしたご家庭もあったようです。
このような形での体験学習は、8月に続き2回目となります。今回は、交流前日に英語の練習時間を設けたこともあり、子どもたち同士が交流しながら授業を進める時間には、しっかりとその成果を発揮することができていました。今回の学び、バディやホストファミリーとの関係を大切にし、今後に生かしてくれることと思っています。