7月6日(火)、けやきホールにて4年生対象に「落語を楽しむ会」を開催しました。
4年生の国語の教科書には、「ぞろぞろ」という落語を扱った単元が出てきます。そこで、日本の伝統文芸である落語を実際に児童たちに聞かせたいという思いから、国語の時間を利用して、プロの噺家の口演を行っていただくことになりました。
昨年は対面ではなくオンラインでの実施となりましたが、今年はコロナ対策を講じ、対面での落語を児童は楽しんでいました。
最初に、成蹊大学落語研究会OB会会長である奥本久治(欅家しい朝)氏から落語について解説していただき、その後、成蹊学園出身でプロの真打でもある “ いなせ家半七 ” 師匠に、「手水廻し」という演目を一席弁じていただきました。子どもでもわかる内容だったので、児童たちは終始お腹をかかえて爆笑していました。成蹊教育の根幹でもある「本物に触れる」という経験を通して、音読したり演じたりといった児童たちの今後の学習に活かせることを願っています。