７月１４日（水）、けやきホールにて３年生を対象に「吉祥寺ハニカムプロジェクト」の授業を行いました。「吉祥寺ハニカムプロジェクト」とは「自然と共生する街づくりにより生物多様性に貢献する」という展望を掲げた、吉祥寺で行われている都市養蜂の取り組みです。成蹊小学校も巣箱の設置場所を提供し、協力しています。
当日は養蜂家の金子さんにご登壇いただき、ミツバチの生態や、ミツバチとヒトとの目に見えにくい密接な関わりなどを教えていただきました。また、金子さんに教えて頂きながら、子どもたち自らで巣箱の板から蜜蝋を取り、遠心分離機を回し、空瓶にシールを貼り、はちみつを瓶詰するまでの採蜜作業を行いました。子どもたちは皆、めったに経験することができない作業に興味深々で、目を輝かせて授業に参加していました。
現在小学校では、SDGｓに関わる学習を積極的に行っており、養蜂を通して、環境や現代農業を学ぶことは非常に価値があると考えています。成蹊教育の根幹でもある「本物に触れる」という経験を通じて、児童たちの今後の学習に活かせることを期待しています。