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2021年07月29日行事

第2回 夏期オンライン・オーストラリア体験学習

7月21日(水)~23日(金)の3日間、オンライン会議システムを用いてオーストラリアの小学校Caloundra Christian College(以下、CCC)との交流を行いました。参加児童は、6年生19名。全員で6年生のマリッツ先生のクラスに入りました。

<1日目>CCCの児童によるキャンパスツアーの後、約2時間、オーストラリア・スタディとして、オーストラリアと日本の比較や、オーストラリアのスラングを使った文章作りなどを行い、たっぷりと英語に親しみました。午後は理科の授業です。各校4チームにわかれ(成蹊はクラスごと)「地震に強いタワーづくり」を行いました。それぞれ作戦をたてながら、竹串や竹ひごを粘着ラバーで接続し、マスダンパーをとりつけました。そして、作ったタワーを振動マシンにのせ、30秒耐えられるかどうかを競いました。一部崩れたり、マシンから落ちたりするものもありましたが、成蹊の作った150センチを超える高さのタワーが最も丈夫で高いタワーになりました。このタワーの制作ポイントは 「三角形をいくつも組み合わせたこと」と報告しました。
<2日目>最初授業は算数。少数や分数の課題にバディ同士で取り組みました。会話だけでなく、チャットやホワイトボードを駆使して、考え方を共有しながら取り組んでいました。続く社会の授業でも、バディ同士で学校紹介をしあいました。午後のオーストラリア・スタディでは、オーストラリア固有の動物の名前を使ってのビンゴなどを行いました。成蹊プレゼンテーションでは、Kahoot!(4択クイズ)でオリンピッククイズを行い、CCCの5年生の子どもたちに挑戦してもらいました。また、アボリジニのブーメランの説明を伺い、各自画用紙にブーメランの絵をデザインしました。
<3日目>この日はCCCの近くの会場でアスレチックカーニバルが行われました。Red(Pinyali)・Green(Matumba)・Yellow(Bilyara)の3チームに分かれて、100メートル走、円盤投げ、走り高跳びなどの競技を行うバディを応援しました。その後、メルボルン近郊のThe Big Gooseと繋ぎ、ズーレンジャーのロッキーさんにから、カンガルーやディンゴなどのオーストラリアの固有種の紹介をしていただいたり、お互いに質問をしあったりしながら、楽しいひと時を過ごしました。最後に、お世話になったホストファミリーにお礼のカードを作成し、終了証を受け取って終了となりました。

22日、23日の下校後は、各家庭にて、ホストファミリーとの交流も行いました。お互いの家族のこと、飼っているペットのことなどを話しました。日本の「お弁当」を作ってお見せしたり、けん玉やマジックを披露したりした子どももいたようです。 
このような形での体験学習は、3回目となります。3日間、しっかりと英語を使い、コミュニケーションできていたと思います。今回得た学びやバディやホストファミリーとの繋がりを大切にし、今後に生かしてくれることを願っています。