5年生こみち科では、カカオ豆からチョコレートを作りました。いわゆるBean to Bar Chocolate(ビーントゥバーチョコレート)を作る授業です。Bean to Bar Chocolateとは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを言います。
みんな大好きなチョコレートです。しかし、チョコレートは何で出来ているのか、どのように作られているのか、子どもたちは知りません。
身近なおやつであるチョコレートをカカオ(カカオ豆)から作ることでチョコレートの秘密を探っていきました。
チョコレートを作る中で、カカオの植物としての特徴、カカオ生産に関わる方々の現状、フェアトレードや児童労働、チョコレートとナポレオン皇帝などチョコレートにまつわる話題についても触れていきました。生産者について知った時、彼らが(同じ年齢の子どもたちも働いています)どのように働いているのかを学び、子どもたちは驚きの感情もいただいていました。授業で扱ったカカオは、フェアトレードカカオです。
作ったカカオ70%のチョコレートの甘さと共に、チョコレートにまつわる苦さも同時に学ぶ授業となりました。チョコレートは上手に作ることができました。