新学期が始まり3週目です。高学年のこみち科のスタートは、5，6年生ともに“染める”の授業でした。
5年生は、初めての“染める”授業が行われました。これから学びの記録をおさめていくための、こみち科ファイルの表紙を作っていきました。一人一人、好きな色を選択し、オンリーワンの表紙に“染め”ていきます。皮革用のアルコール染料で染めていくので、干さずともすぐに乾き、表紙にできるのがポイントです。みんな、素敵な表紙ができていました。
“染める”経験を何度か経てきた6年生は、1枚の布から作ったエコバックを、自分色に“染め”てみました。染料は、伝統的な日本の天然色素を使いました。思い描いたデザインになるように、工夫をしながら“染め”ていきました。6年生になると、「これは、環境に良い染料なのか？」など、染め文化の裏にある社会的な課題に対しても、考えが巡っている子もいました。