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2022年07月27日行事

5年生夏の学校


5年生は、7月17日(日)から7月22日(金)5泊6日の日程で、夏の学校に行ってきました。夏の学校は3年ぶりの開催です。5年生にとっては、2年生以来、4年生から入った国際学級の子にとっては初めての経験です。
参加者全員が安全に安心して過ごせるように、起床後・午後の活動後の1日2回の体温チェックだけでなく、子どもたちの食事の量や顔色や体の動きを見て体調に変化がないかいつも見守っていました。また、帯同する医師と看護師にも子どもたちの体調の管理をしていただきました。

【1日目】
成蹊学園正門よりバスに乗り、宿泊地である木戸池温泉ホテルを目指します。
バスで向かう途中に、名物の峠の釜飯をいただきました。食べ終わった器は、4日目に予定している「缶詰釜めし」で使用しますので、割れないように持ち帰りました。
浅間山ビジターセンターでの学習をしたあとに、嬬恋でキャベツ畑見学をしました。
天気が不順でしたので、開校式は食堂にて行いました。
夜の集いでは、これから始まる夏の学校について、各担当教員から話をしました。
『一日数時間を楽しく、面白く送らしめ、その間キビキビした鍛錬をしていこう』中村春二先生の夏の学校への思いに応えられるように、日々を過ごしてほしいと思います。


【2日目】
今日から最終日までは6時30分に起床。その後、検温と布団の片付けを行い、朝の集いを行います。
青空のもと、木戸池の前に5年生全員が集合して朝の集いが行われました。
この日は、ホテルの前の木戸池から田ノ原湿原、三角池、長池を巡りながら、信州大学自然教育園に行きました。園内ではグループごとに各チェックポイントで観察を行いました。
夜は、石の湯にてホタルの観察です。たくさんのホタルが飛び交う様子はとても幻想的でした。子どもたちにとって一生の思い出となったことでしょう。


【3日目】
3日目は残念ながら雨でした。この日は予定を変更して、午前中はホテル内でスタンプラリーを行いました。教員やドクターから難易度MAXのミッションが出され、グループで知恵を絞りました。
午後は雷の予報が出ませんでしたので、レインコートを着て四十八池に行きました。天気予報では雨の予報でしたが、なんとスタートする直前には雨があがり、とても気持ちのよいハイキングとなりました。
夜は明日のキャンプファイヤーの練習です。歌う歌やゲームなどを、集会委員の子どもたちが中心になってみんなに伝えていました。


【4日目】
初日の昼に食べた釜飯の器を使い、釜飯を作りました。各自で準備した缶詰とお米と水を入れて、一緒に炊き上げました。世界に一つだけの釜飯。最高の味だったようです。
午後は笠岳を登りました。やっとの思いで辿り着いた頂上で見た景色は、子どもたちの心に焼きついたことでしょう。
夜の集いでは、キャンプファイヤーと星の観察を行いました。キャンプファイヤーでは、集会委員が中心になって進行し、志賀高原の静かな夜に、子どもたちの元気な声がこだましました。また、星の観察では、天の川がはっきりと見えるほどでした。たくさんの星が我々5年生を包み込みこんでくれました。


【5日目】
志賀高原で活動ができる最後の日。雨のため延期をしていた志賀山→裏志賀山→大沼池の登山ルートを歩きました。昨日に笠岳登頂を経験している子どもたちは、山のことをよく分かっています。2つの山の各難所も一歩ずつ足元を確認しながら進んでいきました。
お昼のお弁当は、大沼池のほとりでいただきました。「疲れたときに食べるおにぎりは最高においしい」と日記に書いている子がいました。
夜の集いではクラスごとに集まり、これまでの夏の学校での生活を振り返りました。そして、就寝前には荷物の整理を行いました。最終日も充実した1日になることでしょう。


【6日目】
5泊6日の夏の学校最終日。6時半に起床後、すぐに帰り支度をしました。ホテルでの最後の食事をいただき、食堂にて閉校式を行いました。お世話になった木戸池温泉ホテルの皆さんに感謝の気持ちを伝えました。帰路の途中に、善光寺に立ち寄り、ガイドの方に善光寺の歴史や建造物の特徴について詳しく教えていただきました。昼食は宿坊にて精進料理をいただき、その後帰京しました。


たくましくなって帰ってきた5年生。みんなで乗り越えた経験を生かし、今後の学校生活を豊かなものにしてほしいと思います。