6年生夏の学校は、7月18日(月)から7月23日(土)まで、千葉県南房総市にある岩井海岸で行われました。1.5㎞の遠泳にチャレンジをします。
最大70名以上の水泳師範団が子ども達の水泳訓練のために参加し、加えて、子ども達の安全な生活のために蹊医会の医師がサポートしてくれるなど、たくさんのOB・OGが駆け付けてくれた中での実施となりました。
3日目には遠泳にチャレンジできるか否かが決まる樽まわりを行いました。樽まわりでは約200mの距離を3グループに分かれて泳ぎました。エントリー児童みな見事に泳ぎ切ることが出来、大きな自信をもてたようです。
遠泳当日の天候は快晴、水温も比較的高く、穏やかな海という絶好の条件で行うことができました。午前1本、午後1本の2つのグループに分かれて行いました。隊列をつくり、ゆっくりと泳ぐ子ども達を、師範団をはじめとして、5艘の船、レスキューボート3艇もサポートします。そのおかげで、子どもたちは安心して力強く泳ぐことが出来ました。
子どもたちの日記には「去年泳げなかった先輩方の分まで完泳したい」「遠泳を完泳することで、教えてもらった恩返しができた」「学校からずっと泳いできて、頑張ってよかった」
など、夏の学校でしかできない経験を得ることができました。
最終日には、師範から完泳証や記録証、メダルなどをいただきました。完泳証を手にした子どもたちは、完泳した喜びを実感し、笑顔でいっぱいでした。また、記録証の裏には師範の想いのこもった、たくさんのメッセージがかかれてありました。
夏学校が終わる頃には、子ども達はいつか師範になってこの海に戻ってきたいと口にしていました。たくさんの師範の方々、分宿によって生活を支えていただいた宿の方々、そして仲間たちとともに過ごした5泊6日でした。遠泳のために過ごした日々を忘れず、仲間をおもい、泳いだことは一生の財産になりました。