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2024年07月04日できごと

ユニクロが主催する「"届けよう、服のチカラ" プロジェクト」の特別課外授業に参加しました

 成蹊小学校では、こみち科をはじめとして、SDGsに対する学びを日々深め、SDGs達成に向けた活動に積極的に取り組んでいます。その一環として、5年生こみち科の授業の中で「"届けよう、服のチカラ" プロジェクト」に参加しています。昨年6月に、その「"届けよう、服のチカラ" プロジェクト」の出張授業がけやきホールで行われ、ユニクロLifeWearスペシャルアンバサダーを務めている俳優の綾瀬はるかさんが講師として授業に参加されました。
 今年は回収された服がどのように難民の方まで届くのかをテーマとした特別課外授業が6月20日の世界難民の日を前にTOHOシネマズ六本木で行われ、昨年5年生で出張授業を受けた6年生が参加しました。昨年に続き、特別講師として綾瀬はるかさんも参加されました。
 今回は事前の授業で、難民の子どもたちに向けて折り紙や手作りのおもちゃなど、心を込めたギフトを用意。そのほか、難民の子どもたちへの質問やメッセージを撮影した動画も用意され、回収した子ども服と一緒にモルドバ共和国のウクライナ難民の方たちに届けられました。
 特別課外授業では、ウクライナ難民の子どもたちが服やギフトを受け取って喜ぶ様子や質問への答え、成蹊小学校のみんなへのお礼のメッセージなどを撮影した動画が披露され、動画を見た子どもたちからは「自分たちのつくったおもちゃで遊んでもらえて嬉しかった」「自分たちの届けた服やギフトで笑顔になってもらえて良かった!」「家族と離ればなれでつらいだろうけれど、笑顔で頑張っていてすごいなと思った」など、さまざまな感想が聞かれました。また、難民の子どもたちから成蹊小学校の子どもたちへ、御礼の気持ちを込めたメッセージカードのプレゼントも!
 "服のチカラ"のその後について学ぶと共に、遠く離れた地にいる難民の子どもたちとの繋がりを感じられる貴重な学習の機会となったのではないでしょうか。

※「"届けよう、服のチカラ" プロジェクト」とは
 ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングとUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が取り組む、小・中・高校生が対象の参加型の学習プログラムで、ユニクロ・ジーユーの社員による出張授業を受けた後、不要となった子ども服や家庭で眠っている子ども服などを集め、難民や国内避難民等、世界中で本当に服を必要としている子どもたちに届けるというプロジェクト。成蹊小学校は2019年から参加しています。