10月23日(水)、埼玉県秩父地方の小鹿野町へ理科校外学習に向かいました。
まずは、小鹿野化石館を見学し、化石についての理解を深めると共に、どのような化石がとれるかを見ることで、これからの化石探しへの意欲を高めました。
見学後、川原へ移動し、「ようばけ」と呼ばれる地層の見えるがけの観察・スケッチ、川原の石さがしを行いました。自分たちでの活動に入る前に、同行していただいた成蹊中高の宮下先生より、固い石とやわらかい石についてのお話、「ようばけ」のでき方と観察のポイント、川原で拾える石についてのお話を聞き、子ども達は地層や岩石についての理解を深めました。
昼食後、いよいよ化石探しです。最初はうまく石が探せなかったり、割れない石で苦労していたりしましたが、時間が経つにしたがい化石を見つけられる子どもが増えてきました。植物、貝、カニなど様々な化石が見つかりました。子ども達はまだまだ探し足りないようでしたが、1時30分頃、川原を離れ、帰路につきました。
心配されていた天気の大きな崩れもなく、子ども達は自分の目で地層を見て、自分の手で石や化石を探す貴重な体験ができました。