素晴らしい秋晴れの下、相模湖に集合した4年生は、元気一杯に陣馬山(標高857m)山頂を目指して出発。与瀬神社→大平小屋→明王峠→山頂という、往復で約13kmのコースでした。登山道入り口にある与瀬神社からの道は、急な階段の連続で、出だしから足がパンパンになりました。おまけに、岩のごつごつした細い登山道に苦戦しながらの序盤で、休憩をした大平小屋には、予定よりも遅れて到着となりました。そこからは、比較的緩やかなアップダウンを繰り返すコースでした。ひたすら山頂を目指して歩き続け、明王峠を越え、12時過ぎに快晴の陣馬山山頂に到着することができました。
先ほどまで疲れて元気がなかった子どもたちも、お弁当となると一気に元気が回復しました。気持ちのよい秋風に吹かれ、遠くは相模湾、江ノ島まで一望できる景色を楽しみながら、お弁当を食べました。
予定より遅れていたこともあり、同じコースの復路はハイペースでの下山となりましたが、参加児童全員が全行程約5時間半で見事に踏破しました。山頂の茶屋のご主人も、「4年生でこのコースを登るなんて大したものだ。」と、とても感心していらっしゃいました。
その日の子どもたちの日記には、「大変だったけれども、頑張って自信がついた。」という内容がたくさん書かれていました。今回の陣馬山登山を通して、4年生はまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。