小学校だより一覧

2014年12月18日できごと

wakamaru理科教室を行いました

12月6日(土)、三菱重工業株式会社より講師の鈴木純二先生(三菱みなとみらい技術館 館長)とロボット『wakamaru(ワカマル)』をお招きし、4年生の希望者約80名を対象とした理科教室を行いました。当日は3名の成蹊大学学生ボランティアスタッフも授業のサポートに加わりました。
『ワカマル君』の愛称で呼ばれる黄色いボディのかわいらしいロボットに、開始前から子どもたちは興味津々、大きな期待の中で授業が始まりました。
授業の前半では、wakamaruの名前の由来や誕生秘話、ものを見たり、聞いたり、話したりする仕組みについて、講義をしていただきました。講師の先生から時折投げかけられる質問に対して、自ら考え、元気よく発言し、時には実際にwakamaruに触れて実践してみるなど、成蹊教育の特色である『本物に触れる』授業となりました。

                                    

途中の休憩時間では、実際にwakamaruと触れ合う時間が設けられました。初めは緊張した面持ちでおそるおそる話しかけていた子どもたちでしたが、ボランティアスタッフのサポートもあり、次第に慣れてくると、wakamaruと握手をしたり、手をつないで「お散歩」をしたり、「じゃんけん」をしたりと、まるで新しい友達ができたようでした。

     

授業の後半は、wakamaruを作るために、どんな人々がどのような仕事をしているのか、ということについて知る授業です。様々な個性をもった人が、それぞれの得意分野を最大限に活かし、皆で力を合わせたからこそwakamaruが誕生したというメッセージに、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
最後に設けられた質疑応答の時間には多くの子どもたちから手が挙がりました。中には「家にもwakamaruが欲しい」という子どももおり、楽しみながら最先端の科学を学ぶことができる非常に意義深い授業となりました。