4年生は、社会科見学を兼ねて、羽村市周辺へ遠足に出かけました。本来16日(金)に見学するはずであった羽村市立郷土博物館が、雨天のため遠足が延期になり、この日休館で見学できなくなってしまったため、少々見学ルートを変更し、実施しました。
まず、集合場所の羽村駅から歩いてすぐのところにある「まいまいず井戸」を見学しました。地上から井戸までの渦巻き状のルートを実際に歩くことで、この井戸の名前の由来を実感したのではないでしょうか。そして、多摩川の水を見張る水番人の働く場である「陣屋」跡、「一峰院の鐘楼門」、「羽村取水堰」を歩いて回りました。また取水堰付近では、川の勢いを止めるための「牛わく」や「玉川兄弟の像」も見学しました。実際に見ることで、資料ではわからなかった玉川上水について多くの発見があったことでしょう。
午前中にほぼ見学を終え、取水堰に隣接する公園で、水を眺めながら少し長めの昼食をとりました。昼食とおやつ交換を終え、元気を取り戻したところで、玉川上水に沿いながら福生駅まで歩きました。とても気持ちのよい天気の中、武蔵野の「自然」と「歴史」を感じながら歩くことができた秋の遠足となりました。