5年生の秋の遠足は、陣馬山に行きました。登山用の標識から、JR藤野駅~登山口までで駅から山頂までの行程の半分を歩いたことがわかりました。すると、子どもたちは、「もう半分も歩いたの、それなら楽勝だ」と安心した様子でした。しかし、スタートから厳しい登りです。しばらく歩くと、標識に、「山頂まで、1.6km」の表示があり、「やった、もう少しだ…」と、荒くなった息を落ち着かせながら、少し楽な気持ちになったのはつかの間、そこからさらに厳しい登りになり、階段が増えていきました。標識が出るたびに、山頂までの距離は確実に減っていきますが、いつまでも続く急な登りに、「まだ、着かないの」ともらしていました。100段近くはあろう階段を登って頂上かと思いきや、さらに数十段の階段を登り、やっと山頂に着きました。山頂では、記念撮影の後、昼食とおやつ交換をしました。楽しい時間が終わると、次は下山開始です。下りの行程は、順調でした。後半の与瀬神社に出るまでの下りは、急なジグザグ道な上に大きな石があり、歩きにくくて苦労していました。与瀬神社に着いて、「やった!」と安心した子どもたちですが、最後の難関が与瀬神社にあるのです。境内からから降りる階段がとても急な階段なのです。階段を目にした子どもたちは、思わず「えーっ!!何これ!!」と驚きの声をあげていました。中には、あまりに急なために、お尻をつけて下りる子どももいました。それでも何とか下りることができ、神社から5分ほど歩いて相模湖駅に到着しました。気温が高くなく、秋晴れの中、気持ちの良い登山でした。