第2日目 6月10日(土)
暖かい日差しが広がる気持ちの良い朝から、夏の学校2日目は始まりました。朝の集いでは近隣の野島崎灯台に散歩に向かいました。野島崎灯台は房総半島最南端の歴史ある灯台です。朝から気持ちの良い活動となりました。朝ごはんはバイキング、磯での活動に備えてしっかりと食べました。午前は塩浦海岸で磯の生物採集です。理科の先生の話を聞き、注意することの確認をして、各グループ活動開始です。大きな岩を起こしてみると、隠れていた生きものが出てくることも!見つけるたびに子どもたちは大きな声で喜んでいました。岩にはりついている生きものはがしたり、友だちと協力して網の中に追い込んだりして、カニ、ヤドカリ、アメフラシ、ウニ、ヒトデ、ボラ、カサゴ、ボウシュウボラ、ナマコ、ウミウシ、エビなど多くの種類の生物を採集することができました。子どもたちが見つけたウツボを、教員の手で採集し、観察も行いました。午後は、ホテルの大広間で生物の観察をしました。自分たちで見つけてきた生きものにはどのような体の特徴があるのかを調べます。午前中に採集した生きものたちはとても元気で、脱走しようとするカニを捕まえることにも夢中になっていました。たくさんの生きものを捕まえているので名前が分からないものもあります。成蹊小学校の理科の本「海はともだち」や図鑑を見て名前を調べてから、エサをあげたり、板に乗せたり、さわったりして、ていねいに観察をします。時間をかけてじっくり取り組み、スケッチし、まとめました。観察を終えた生物たちは、元いた海に返しました。来年も成蹊の子たちとも出会うのでしょうか?夜の集いでは、ナイトウォークに出かけました。夜道をホタルの観察をしながら歩きます。今夜はゲンジボタルとヘイケボタルの光がとても美しく、ホタルに誘導されるかのように歩きました。