6月10日(土)
2日目も天気に恵まれました。耳を澄ますと鳥のさえずりが聞こえました。寮内に広がる「乗風台」にて朝礼を行いました。今日は、箱根にある旧街道の石畳を歩きました。この石畳は、江戸時代に東京と京都をつなぐ道として、多くの旅人たちが通行した「東海道」の一部です。2004年には、国指定の史跡にもなっています。遅れることなく、子ども達は励まし合って、石畳を歩くことができました。日差しを浴び、心地よい風を感じて、子ども達は、気持ちよさそうでした。芦ノ湖の周りの山々の美しさに子ども達から歓声があがっていました。予定よりも早く甘酒茶屋に着いて、磯辺餅を食べました。お代わりをしたいという声が聞かれるくらい美味しい磯辺餅でした。甘酒茶屋の創業は、約400年前、江戸時代初期とのことです。甘酒茶屋を紹介する看板を見て子ども達は、甘酒茶屋の歴史に驚いていました。杉並木を通って、恩賜公園に着くと、お弁当を頂きました。恩賜公園からは、芦ノ湖の奥に富士山を見ることができました。富士山の美しさは、頑張って歩いてきた子ども達へのご褒美です。昼食後は、昨年乗ることのできなかった海賊船に乗りました。天気がよく子ども達は、デッキで友達と話をしながら、気持ちよさそうに風を頬にうけていました。そして双胴船にも乗りました。入浴と日記を書いた後、夕食を食べました。子ども達は、2万歩以上歩いたので、とてもよく食べていました。夜の集いは、ナイト・ウォークです。寮の敷地内を学級で一周しました。歩きなれた道も夜になると雰囲気がまるで違っています。友達と夜の雰囲気を楽しんでいました。就寝の時間になると、子ども達はあっと言う間に眠りについてしまいました。今回、子どもたちは夜の集いのナイトウォークも含めて約15kmの道のりを歩きました。2日目も充実した一日になりました。