【１日目】７月１２日
いよいよ、１年生、初めての夏の学校の始まりです。学園正門前の広場には、学年全員の元気な顔が揃いました。８時１０分に、バスにて箱根に向けて出発しました。往路の途中では、芦ノ湖の「海賊船」に乗船する予定でしたが、残念ながら濃霧のため欠航とのことで、箱根寮に直接向かいました。
１１時２０分に箱根寮に到着。着いてすぐに、アトリウムにて開校式を行いました。寮長ご夫妻をはじめ、お世話をしてくださる皆さんが、笑顔で迎えてくださいました。早速、部屋で荷物をほどき、校内着に着替えました。その後、昼食を頂き、寮の目前に広がる「乗風台」と呼ばれる広場で自由遊びを行いました。箱根寮は、学園の理事長であった岩崎小弥太氏から、元箱根の土地６．３万坪の寄贈を受けたことから始まります。広大な乗風台で、鬼ごっこをしたり、秘密基地作りをしたり、森に探検に出かけたりと、さまざまな遊びを満喫しました。
乗風台でたっぷり遊んだ後は、入浴をし、絵日記を書いて、寮長さんの作ってくださった美味しい夕食を頂きました。食後は、卒業生の職域校友会である「蹊医会」の医師に診察もして頂いています。
就寝前の「夜の集い」では、寮内のバーベキュー場前の広場で、キャンプファイヤーを行いました。関根先生扮する山の神様が点火をし、木下先生がギター、岡崎先生が英語のレクリエーションをしてくださいました。ちなみに北組は、学校から持参した「七夕飾り」の笹も燃やしていました。皆の願いが叶うといいですね。
１学級２８名と担任が全員泊まることのできる広い居室に、みなで布団を敷いて、９時に就寝しました。子どもたちの期待に応えるべく、楽しい夏の学校にしていきたいと思います。