7月18日。夏の学校は3日目に入りました。午前は、宿舎からバスとゴンドラで東館山高山植物園に向かい、ふだんはあまり見ることのできない高山植物の観察をしました。今年は初夏までの残雪が多かったせいか、ニッコウキスゲの黄色い花がまだ満開。子どもたちは、1時間あまりの観察時間の中で、2~3種類のスケッチを熱心に行っていました。
その後、信州大学自然教育園に移動し、志賀高原の原生林の勉強を実地で行いました。火山活動による巨大溶岩の上に力強く根を張る植物に驚いたり、低木樹の種類の多さに驚いたりしていました。
ここを出てから、長池・上の小池・三角池・田の原湿原という「池めぐり」コースをのんびりと宿舎まで歩いて帰りました。山歩きは2日目ですが、全員元気に完歩することができました。
宿舎に帰ってからは、入浴・学習時間を使って、夜のキャンプファイアーの出し物を練習する部屋が多かったようです。さあ、そしてお楽しみのキャンプファイアー。4人の代表による点火から始まって、あらかじめ「志賀高原の○○」というお題を出しておきました各クラス男女の「出し物」を披露して盛り上がりました。寸劇あり、ダンスあり、歌ありで、にぎやかな発表でした。発表が終わると、全員で振り付け歌で大いに体を動かし、最後は『志賀高原の歌』で元気に歌い、ファイアーを終了しました。