7月21日。5年生夏の学校は最終日となりました。
いつものように6時半に起床して制服に着替えます。荷物を整頓して部屋をきれいにし、帰京の準備をします。朝食の前にトランク類は玄関に降ろし、スムースに出発できるように素早く準備しました。
朝食の時間には、一昨日に行った「木戸池スケッチ大会」のホテル従業員の方々による審査の入賞作品を紹介しました。池の風景や、宿舎裏のゲレンデに咲くニッコウキスゲやリフトを描いたもの。お世話になった宿舎を描いたもの。様々な作品の個性に応じて13作品を選んでいただきました。作品はすべて宿舎にプレゼントしました。
出発準備が整ったところで、玄関前に集合して閉校式を行いました。代表児童による挨拶と『志賀高原の歌』を学年で歌い、宿舎の社長さんからも言葉をいただきました。それは、
「あ・お・い・く・ま」です。あ:焦らない。お:怒らない。い:いばらない。く:くじけない。ま:負けない、の頭文字をとったものです。今回の夏の学校6日間で、部屋の友達とけんかをしたり、厳しい登山で弱音を吐きそうになったり、つい楽しくてふざけて先生におこられたりしても、自分の力で解決する力がついたでしょうか。それが夏の学校で「自分を育てる」ことにつながるのですね。たいそう良いお話をしていただきました。
飯山駅までバスに乗り、その後新幹線にのって東京へ向かいます。思い出と心の成長を財産に、2学期には元気な顔がそろいますように。