今年の会場装飾は、卒業生の加藤研介さんが主宰している「赤い椅子プロジェクト」とコラボレーションしています。「赤い椅子プロジェクト」とは、吉祥寺で、だれでも自由に座れる「ちょっとした休憩場所」をまちなかにつくる活動です。椅子を通じ「今までその椅子を使っていた吉祥寺に思い入れのある人」と、「これからその生まれ変わった赤い椅子を使う人」をつなぐことで、「吉祥寺のまち」と「ひと」とをつなぎたいという願いから始められたそうです。
1999年から去年まで18年間使っていたアトリエの椅子を、赤い椅子に変身させて文化祭会場に設置します。5,6年の会場装飾係が放課後集まって、椅子を磨いてからペンキを塗っていきました。文化祭終了後は、学園内や吉祥寺のどこかに置かれて、さまざまな人に安らぎを与えてくれるかもしれません。