6月19日(火)、学園本館大講堂にて、PTA教養部主催の音楽鑑賞会を行いました。
「東京楽竹団」の皆様をお迎えし、日本の文化に深く関わっている“竹”で作った楽器の数々
の素晴らしい演奏を鑑賞しました。
その音創りは、メンバーが竹林に入り竹を切り出す作業から始まり、楽器を手作りし、作った
楽器を使って実際に演奏するまでの一貫した「ものつくり」を特徴としています。
今回の鑑賞会は、低学年の部と高学年の部に分けて、さらにプログラム内容も変えての開催
となり、オリジナリティ溢れるその音色には独自の世界観がありました。
毎年3年生になると、竹を用いた楽器作りの授業があり、自分たちで作った竹楽器の演奏会を
開きます。
そこで、鑑賞会のあとに3年生の児童たちは、演奏会で聴いた楽器に触れたり、実際に音を出
してみたりと、本物に触れる幸せな時間を過ごしました。
また、簡単な竹楽器の作り方の講義では、児童たちは真剣な眼差しで話に耳を傾けていました。
「本物に触れる」「五感を使い鍛える」といった、まさに成蹊小学校の教育を具現化した鑑賞会
となりました。