【2日目】 7月19日(木)
快晴の朝。
穏やかな波の音を聞きながら浜に出て朝礼を行いました。
訓練2日目の練習内容のメインは、浜から40メートルほど先に浮かぶポンツーン(浮き島)まで、班ごとに隊列を組んで泳ぐことです。
ポンツーンのある地点は、水深が2~3メートルほどあるので足が全く着きません。最初は足が着かない深さまで泳ぐことに不安を持っていた児童たちでしたが、師範の的確なアドバイスと指導のおかげで、沖で泳ぐことにも慣れ、メキメキと自信をつけてきました。
また、ポンツーンの上からは、順下という飛び込み方も練習しました。
片足で踏み切り、飛び込む際に両足を前後に大きく開き、入水時には両足を強く閉じて、同時に両手で水を下に押すことによって、頭部が水中に沈まないようにする飛び込みです。
四泳法の他にも、泳力に応じた浮き身の方法や、潜行、砂取り、横泳ぎ(のし)など、普段では経験できないようなことを師範の方々に教えてもらいました。
この日の水泳訓練は、午前に25分を2本と30分を1本、午後には25分を2本と20分を1本行いました。
自分たちが今まで培ってきた力を存分に発揮するべく、この調子で遠泳に向けての訓練に意欲的に取り組んでいって欲しいと思います。
明日は遠泳の前哨戦とも言える「樽まわり」にトライします。