7月19日(木)
本日も朝から快晴でした。本当に天候に恵まれている夏の学校です。朝食を済ませ、準備を整えたら、2クラスずつ東館山植物園に向けて出発しました。
発哺温泉の駅から、ゴンドラリフトに乗り、標高2,030mの植物園に到着しました。ここは、志賀高原のほぼ中央に位置し、約500種類の高山植物を保護している場所です。
園内での注意事項、スケッチのやり方の説明を聞き、学習班で行動開始です。
植物観察・スケッチを始めると、ガサゴソとしげみが動きました。そこには、サルの家族が活動をしていました。まさに自然の中にある植物園です。サルを刺激しないようにし、サルが通過するのを待ってから、園内を見て回り、その美しさと花の多様性を感じたあと、気に入った植物の観察・スケッチを行いました。子ども達はニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、クガイソウ、サワギキョウ、シガアヤメなどの花を観察しました。数年に一度しか見られないと言われているオオシラビソの球果も運よく観察することもできました。じっくり時間をかけて観察し、スケッチしていく中で高山植物の特性を感じられたのではないかと思います。
観察・スケッチ後、昼食をとり、ゴンドラリフトを使い、下山を開始しました。下山後は、バスに乗車して群馬長野県境の渋峠へ向かいました。ここからリフトで志賀高原最高峰の横手山へ向かいました。標高2307mの横手山頂上には日本一標高の高いパン屋さん“雲の上のパン屋さん”があります。そこで「焼きたてクリームパン」をいただきました。澄んだ空気、絶景の中でいただいたパンの味は、最高のご褒美でした。
今年の志賀高原は例年いない暑さです。水分補給、日焼け対策などを含めた体調管理に気を配りながら豊かな活動・学習が行えるよう子ども達に声をかけ、教員陣も対応しております。