【5日目】7月22日(日)
ついに水泳訓練最終日を迎えました。本日も快晴です。岩井の海は昨日よりも波が高くなり、また少し異なった海の表情をみることができました。
遠泳の緊張から解き放され、さらに「やり遂げた」という達成感からか、子どもたちの表情は、朝からとても穏やかです。訓練にものびのびと参加することができました。
午前中は四泳法に加えて、横のしや浮き身、立ち泳ぎなどの日本泳法を教わりました。他に水中運搬、水上運搬、潜行など、夏の学校における「水泳訓練の記録」の項目に沿った訓練を行いました。午後は、師範とリレーや波乗りなどを行い、最後の訓練を楽しみました。おやつの時間には班ごとにスイカ割りを行い、たくさんの笑い声と笑顔が溢れる時間となりました。最後は「砂落とし」として海に入り、お世話になった海にさよならをしました。
最初は戸惑った、仲間や師範との手繋ぎや「1・2・3…!!!」と大きな声で答える点呼。たった5日間ですが、今では当たり前のこと、必要なこととして身に付き、今日が最後かと思うと寂しい気持ちになった子どもたちも多くいました。
師範団の方からは、“最初に抱いていた不安と今の気持ち、何が違うかよく振り返ってみてください”と言葉をいただきました。一人ひとり、さまざまな気持ちがめぐったかと思います。最後は、お世話になった師範の方々に大きな声で挨拶を行い、訓練を締めくくりました。哀愁漂いながらも、子どもたちの心と体がまたひとつ大きく成長したと感じる、時間となりました。