3月18日(水)、学園大講堂にて第104回卒業式が行われました。
第104回の卒業生は125名で、小学校卒業生総数は11,353名となりました。
今日は、朝から暖かい日差しが差し込む、絶好の卒業式日和です。
ところが、新型コロナウイルス感染予防の措置を講じたなか行われた式は、例年の卒業式とは様相が異なるものでした。
そこには在校生による歓送はありません。5年生が奏でる「威風堂々」の演奏もありません。
来賓の方々の列席もありません。保護者の列席もひと家庭1名と制限が付いています。
それでも、卒業生のお礼のことばで、「自分たちの心の中には威風堂々がしっかりと流れている。
いかなる状況であれ、成蹊小の児童らしく堂々と卒業します」という言葉が、会場の全列席者の涙を誘うとともに勇気を与えてくれました。
3月上旬に突然の休校となった卒業生にとっては、今日という日は久しぶりの仲間たちとの再会と旅立ちが同時に訪れる感慨深い日となりました。
式後もトンネル山グラウンドには、名残を惜しむ児童たちの姿がいつまでも、しかしそこにあったのは最高の笑顔、笑顔、笑顔。
ご卒業誠におめでとうございます。