8月19日（水）～21日（金）の3日間、オンライン会議システムを用いてオーストラリアの小学校Caloundra Christian College（以下、CCC）との交流を行いました。参加児童は、6年生15名です。これまでは、現地にホームステイをして学校に通っていましたが、今年はこのコロナ禍ですので、両校の子どもたちがお互いに交流や体験ができるように、特別プログラムを組みました。
学校では、現地高学年のクラスに入り、算数や理科の授業に参加しました。理科では、イースト菌を使った実験を“両国同時”に行いました。成蹊小学校側の風船がふくらんだ時には、オンライン上でオーストラリアの教室から歓声が上がりました。
オーストラリアのことを教えてくれる授業の1つに、動物園の出張授業がありました。現地の動物園のかたが、カンガルーやディンゴなどのオーストラリアの固有種を、紹介してくれました。こちらからの質問にもすべて答えてくれ、とても充実した時間となりました。
また、CCCの子どもたちに向けて、日本文化の紹介を行いました。こちらで準備した画像を見たり説明を聞いたりして、大喜びするCCCの児童。短い準備期間ではありましたが、練習の成果を発揮することができました。
19日、20日の下校後は、各家庭にて、ホストファミリーとの交流も行いました。お互いの夕食の紹介やご家庭での楽しみ方などを話す良い機会となりました。日本のことを知らせるために映像を準備したご家庭もあったようです。
授業でサポートをしてくれたり、話しかけてくれたりするバディと、日を追うごとに仲良くなっていく姿がみられました。オンラインでの交流は今までにないものでしたが、両校の児童の前向きな気持ちやご両家庭のご協力のおかげで、このプログラムがより価値のある活動になりました。バディやホストファミリーとこれからも良い関係が続くことを願っています。