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2018年05月07日行事

5年生 春の遠足

4月27日は絶好の遠足(登山)日和に恵まれました。子どもたちは、元気に大塚山登山(歩行時間約4時間30分)の遠足を終えました。
9時に古里駅を出発しました。吉野街道を15分ほど歩き、御嶽山裏参道を登り始めました。
登りはじめからの急な斜面に、心配そうな顔つきの子も伺えました。しかし、仲間で声を掛け合い登っていく中で、楽しさがまさっていったようでした。ヤマザクラ、コブシなどの花も子どもたちの元気に繋がっていきました。
杉林を、途中2回の水分補給休憩を挟み1時間10分ほど歩き尾根筋へ出ました。ここで休憩をし、水分とアメ等で補給をしました。ここからは一気に山頂です。
山頂到着は11時20分でした。山頂で集合写真を撮り、お待ちかねのお弁当です。おいしく頂いてすぐに出発、10分程下って御嶽のビジターセンターでお手洗いを借り、12時15分に下山開始です。御嶽から鳩ノ巣駅に抜けるルートは、距離も長く気をつけて歩かなくてはならないルートですので、かなりゆっくりと下りてきました。ちょっとした岩場もあったり、おしりをついて下りる箇所もあったりと、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえます。また、何といってもミズナラの新緑がきれいで、子ども達も必死に歩いて頂上を目指している上りとは、ゆとりも異なり、自然の美しさを感じながら歩く事ができました。
13時45分、大楢峠での休憩の後は、また杉林を下っていきました。麓の集落付近では、杉の木の枝打ちの後、資材や生活用品を運ぶモノレールなど、4年生の社会の復習になるような光景も見ることができました。14時30分、鳩ノ巣駅に到着、解散となりました。帰宅中の電車の車内では、まだまだ元気が残っている子ども達でした。
一年前の高水三山の遠足後は、車内ですぐに熟睡してしまう子ども達でしたが、こうしたハードルのやや高い行事を乗り越え、身体だけでなく、心も逞しく育ってきていると感じることができました。