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2018年07月23日行事

5年生夏の学校 最終日

5年生夏の学校最終日
起床してからは丁寧に荷物整理、6日間お世話になったお部屋もきれいに片付けを済ませ、閉校式です。
ホテルの方々にこの6日間の感謝の気持ちを伝え、9時過ぎに出発しました。
その後、「1度お参りすれば極楽往生できる」と言われる善光寺に向いました。本堂床下の暗闇廊下を歩き、本尊真下の鍵を探す”お戒壇巡り”も体験しました。お戒壇の
一寸先も見えない暗闇の中を手探りで進み、やがて「極楽のお錠前」に触れて出て来た時、最初に目にするのが出口から射し込んでいる光です。本堂の中は薄暗く、光は大変弱いものです。
しかし、目の前にそのわずかな光を感じた時、安心感を感じました。普段は感ずることのない、光のありがたさを参拝の中で体験しました。
 善光寺は、淵之坊さんという宿坊の方に案内していただきました。その淵之坊さんにて、心のこもった精進料理を昼食としていただきました。文化的な価値の高い掛け軸などの前で食べる食事は、
貴重な体験となりました。その後、新幹線で帰路につきました。

 今年の5年生の夏の学校の計画は、志賀高原の自然に豊かに触れることを意識して組みました。自然豊かな志賀山の登山を振り返った子ども達の中には、「山登りがこんなに楽しいと
初めて感じました。」と日記に綴っている子もいました。しっかり歩き、自然と親しむことことを目標としていたプログラムを十分に味わえた夏の学校になったものと思います。
最後に、お世話になったたくさんの方々に感謝をこめて、5年生夏の学校を終えたいと思います。