今年の文化祭では創立100周年を記念し、2年生・4年生・6年生が合同で記念ミュージカルを上演しました。 各学年がけやきチームとこみちチームに分かれ、2公演を実施。第3幕の脚本は6年生によるオリジナルで、各公演でストーリーや結末が異なる舞台となりました。
成蹊小学校で、長年子どもたちを見守り続けた桜並木の「ソメイヨシノ」。この桜の木には、桜の精が宿っていて、いつも子どもたちの成長を温かく見守り続けていました。 ところが、すっかり年をとって老木になってしまい、ついに、最後の一本が切り倒されてしまうことになりました。 子どもたちと桜の木との出会い、そして、別れ・・・。 入学して卒業するまでの6年間、春夏秋冬の四季を追いながら、子どもたちと桜の精が織り成す出会いと別れの物語です。
会場となる武蔵野市民文化会館において、オープニングとエンディング、立ち位置の確認等を中心に練習を行いました。本番と同じ環境で練習する機会は少ないので、振り付け、演技指導の監督のもと、みんな真剣そのものでした。
小学校体育館アリーナにおいて、特別練習を行いました。アリーナ内に本番を想定したセットを組み、衣装をつけ、音響も入れての通し稽古は、まさに、本番さながらの空気が漂っていました。それでも、みんな元気にのびのびと、練習を楽しんでいる様子でした。
いよいよ本番! けやきチームとこみちチームに分かれて創り上げた舞台は、子どもたちのアイデアにより、第3幕のストーリーや結末がチームで異なるバージョンで上演されました。 成蹊小学校での6年間、変わりゆく季節のなか、桜の精たちとの出会いと別れを通して、子どもたちがたくましく成長していく姿に、会場は感動の渦に包まれました。
Copyright(C)2014 seikeigakuen. All rights reserved.