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2016年07月25日行事

6年生夏の学校 【5日目・最終日更新しました】

7月23日(土)
夏の学校6日目、帰京の日です。部屋の清掃、荷物の整理後、食堂に一同が集まり閉校式が行われました。師範から完泳証や記録証、メダルなどをいただきました。完泳証を手にした子どもたちは、完泳した喜びを実感し、笑顔でいっぱいでした。また、記録証の裏には師範の想いのこもった、たくさんのメッセージがかかれてありました。師範からの思わぬサプライズに、子どもたちは大変感動していました。このようにして先輩と後輩のつながりが、ますます深く、そして強い絆となっていくのが6年夏の学校なのだと強く感じました。子どもたちの中には、「師範になりたい。」と強く希望を持っている子がいました。今年の6年生の中から、師範として夏の学校に参加する子が数多く出ることを願っています。そして、多くの方々の支えにより、今年度の岩井夏の学校が無事に終わりました。





7月22日(金)
水泳訓練の最終日です。午前中は、天候が悪く水泳訓練は中止でした。そこで、6年生の夏の学校を振り返る「学年文集」をづくりを行ないました。この4日間を振り返り、それぞれの思いを文章にしました。
午後は、天候も回復し、水泳訓練が行なえました。子どもたちは、横のし泳ぎや順下、4泳法の泳ぎをしました。師範の指導のもと、しっかりと訓練することができました。
おやつの時間には、師範と一緒にスイカ割りを楽しみました。なかなかスイカが割れない班やすぐに割れた班など様々でしたが、笑顔いっぱいの子どもたちでした。その後、砂落としをしました。師範と手をつなぎながら波に乗り、身体についた砂を楽しく落としました。
最後に、師範への感謝、海への感謝をして、水泳訓練を締めくくりました。






7月21日(木)
いよいよ、遠泳当日です。午前1本、午後1本の2つのグループに分かれて行いました。天候は曇り空、時折小雨ではありましたが、水温も比較的高く、穏やかな海という絶好の条件で行うことができました。今年度は、午前も午後も、2キロの遠泳に挑戦です。隊列をつくり、ゆっくりと泳ぐ子ども達を、師範団をはじめとして、7杯の船、レスキューボート2艇もサポートします。午前53名、午後65名の全員が完泳出来ました。とてもきれいな隊列で実に素晴らしい結果でした。ゴールの際、師範や応援する仲間たちに見せた誇らしい顔は、子どもたちの達成感の大きさを表していました。完泳後は、海岸でおやつのお汁粉を頂きながら、仲間とお互いの健闘を讃え合い、泳がせて頂いた海に感謝をしました。
不安や葛藤を抱えつつも、友達と励まし合い、大きな目標を達成することができた子ども達を、とても誇らしく思います。後輩たちと一緒に泳ぎ、絶えず励ましの言葉をかけてくださった、72名の師範団。安全を確保し、全力でサポートしてくださった蹊医会の医師5名。そして、10名の教職員。数えきれない支援と、先輩からの惜しみない愛情で成り立っている、6年夏の学校です。遠泳後に書いた日記には、自分も高校生にナなったら、師範として6年夏の学校・岩井海岸へ戻ってきたい、という感想も数多く綴られていました。











7月20日(水)
午前は若干の曇り空でしたが、雲に負けないがんばりを本日も子どもたちは見せてくれました。本日は樽まわりの日でした。本日の泳ぎで、明日の2㎞の遠泳にチャレンジできるか否かが決まります。昨夜、子どもたちは師範と一緒に班ごとにミーティングを行い、遠泳にチャレンジしたいという強い気持ちを高めて挑みました。樽まわりでは、200~300mほどの距離を泳ぎます。午前中に、3つのグループに分かれて泳ぎました。海で初めて長い距離を泳ぐことに、不安を掲げた子どももいましたが、師範が声をかけ、的確な助言をしてくださることで不安気持ちは和らいだようです。その結果、エントリー児童みな見事に泳ぎ切ることができました。樽まわりをしたことで、大きな自信をもてたようです。隊列を組んで泳ぐ難しさはあったようですが、師範が傍についてくれ、泳ぐことは、とても心強かったようでした。明日はいよいよ遠泳の日です。この何倍もの距離を泳ぐことになります。今までの訓練を思い出し、自分と仲間を信じて頑張ります。


7月19日(火)
本日の夏の学校は、快晴の中での行うことができました。午前中に水泳訓練20分を2本、25分を1本、午後に25分の水泳訓練を2本と20分を1本行いました。午前の波は穏やかで、子ども達も前日の海での訓練に慣れたことから、海での泳ぎも一層楽しんで行うことができたようです。午後は水温も上がり、とても泳ぎやすい海となりました。
訓練では、班の担当師範から泳力に応じた浮きの方法や砂取りなどの潜り方を指導して頂いきました。また、浜から40mほど先に浮かぶポンツーン(浮き)まで隊列を組んで泳ぎ、そこから順下という飛び込み方の練習もしました。これらの練習から、四泳法の他に顔を上げた平泳ぎ、潜行、横泳ぎなど、普段では経験できないようなことを師範の方々に教えてもらうことができました。

ポンツーンのある地点は、水深が2mほどあるので足が全く付きませんが、師範の教えと存在感が子どもたちの安心と泳力の上達につながり、沖に出ていくことにも慣れてきたようです。

夜は、水泳班ミーティングがありました。水泳訓練でのことなど確認、心構えを伝えてもらう中で、師範との交流を深めることが出来たようです。
明日はいよいよ「樽まわり」です。子どもたちも明日に向けて食事、睡眠をしっかりととり、準備は万全です。明日も、みなで訓練を頑張っていきたいと思います。


 

7月18日(月)
いよいよ千葉県南房総市の岩井海岸で5泊6日の6年生夏の学校の始まりです。7時30分に成蹊学園正門に集合し、多くの保護者の方に見送られ、バスで岩井海岸へと向かいました。
岩井海岸に到着すると、薄日が差してきて、これからの水泳訓練を応援してくれている かのようでした。
開校式の後、宿舎の方に挨拶をして宿舎の中へ入りました。
まずは、津波に対する避難経路の確認をしました。非常時に備え、どんな経路を通って避難すればよいか、しっかりと確認しながら近くの観音山の入り口まで歩きました。

 

昼食後には、浜に行って水泳訓練の開校式を行いました。これから6日間お世話になる、水泳師範の方々との顔合わせです。子どもたちも少し緊張した様子でしたが、バディの組み方や整列のやり方など基本事項の確認をし、班を中心に海での活動が始まりました。
25分の訓練をはじめに2本、その後、20分の訓練+避難訓練を行いました。海での地震に備え、水泳訓練を速やかに止め、浜から宿の屋上に班ごとに避難をする避難訓練を行いました。
海での訓練は始まったばかりですが、1日目の訓練を終えた感想は「訓練は楽しい」「これから訓練で力をつけていきたい」「明日からの訓練も頑張りたい」などと前向きな気持ちを日記に綴っている子が多かったです。
明日の訓練は、さらに元気いっぱいで遠泳に向けての訓練に意欲的に参加することでしょう。 子どもたちの頑張りに期待します。