校名
「桃李不言 下自成蹊―桃李ものいはざれども下おのづから蹊(こみち)を成す」。古代中国の歴史書『史記』の有名な一節です。成蹊小学校という校名はこの故事に由来するもので、校章には桃の実のデザインが採用されています。桃や李(すもも)は何も言わないけれども、美しい花や美味しい実にひかれて人は集まり、樹木の下には自然と道ができるという意味です。成蹊小学校の人格教育を象徴するものと言えます。
校章
成蹊の字を葉のついた桃の実の上に配した校章は、中村春二自らが考案したものです。時代とともに少しずつ形を変えてきましたが、「桃李不言 下自成蹊」の精神を表わしたシンボルとして親しまれ続けています。