小学校だより一覧

2016年08月04日行事

オーストラリア体験学習 <4日目>言葉は通じなくとも、心が通じて嬉しい

 朝から、きれいな虹が子どもたちの登校を迎えてくれた、オーストラリア体験学習4日目です。オーストラリアの虹は七色がはっきりしており、日本の虹との違いを話題にして送ってもらった子たちもいたようです。笑顔で登校する子どもたちから、ホストファミリーと家で過ごす時間の豊かさや楽しさを感じます。

【Caloundra Christian Private School】
 本日は、ipadを使って文章を作る授業、ipadで計算問題や図形の問題に挑戦などのICT教育や、ロックミュージックにあわせてダンスをする、ベースボール形式の運動や“タッチフット”と呼ばれるスポーツなど、幅広い学びを英語オンリーの環境の中で学んできました。
 授業後に子ども達は口々に、「算数はよく分かった!」、「ipadの授業が面白かったよ!」と、嬉しそうに話をしてくれます。英語で分からないところがあったり、日本とオーストラリアの学習内容の違いに驚きや戸惑いもあったりするようですが、この様々な違いが面白いようです。






【Caloundra Christian College】
 朝、ホストファミリーに送ってもらった後、「早く教室に行っても良いですか?」と時間を惜しみ、早くクラスの仲間に会いたいと教室に向かっていく子どもの姿がありました。
  本日は、音楽の時間に英語で歌を歌ったり、クラスの仲間に将来の夢をインタビューしたりと、英語での授業を体験しました。また、体育の授業ではバスケットボールやバレーボールを楽しみました。算数では、“”You are smart.“と声をかけられ、喜ぶ姿が見られました。





 英語の話が分からなく苦戦する子もいましたが、分からない時はバディを含む友達にたくさん教えてもらっていました。ホストファミリーは優しくゆっくり話してくれたりもするようです。徐々に、自分がどうすればより学べるのか、楽しめるのか、身をもって感じてきているようです。授業の内容も日本と異なることも多いのですが、学び姿勢は共通です。どれだけ自分から進んで学べるか、積極的に日本で培ってきた授業への取り組む姿勢を、今後も出していってくれると思います。
 両校とも15時すぎに帰宅をしますが、ホストファミリーの迎えが来ると、大変嬉しそうに帰っていく姿が見られます。家に帰ることも楽しみなのだなと感じました。
 放課後に、引率教員がアポイントメントの取れたホストファミリーの家に訪問する機会があります。どれだけホストファミリーが成蹊の子ども達を大事に、そして家族として大切にしてくれているのかが分かりました。温かい歓迎を受け、そしてステイさせてくれていることを実感する日々です。子ども達もその優しさに感謝をしつつ、滞在を楽しんでいるようです。